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2012-12-15

資金繰り-資金管理は必要?

最近、資金 新聞紙上ではキャシュ・フロ-の文字がよく目につきます。先日、大手電機メ-カ-が資金調達のため、銀行と借入れ契約を締結したと。大企業はキャシュをどのように調達するかを考えています。
中小零細企業の経営も同様に、資金繰り、つまり、資金の管理をまず考えなくてはならないです。
理由は3点ほどあると思います。
第一に、黒字倒産と耳にすることがあると思いますが、一般に商品を購入し、商品を売り上げるます。資金のことを考慮しなければ、売上が増加したのに、その回収ががなく手元に資金がなく、その回収までに仕入債権の支払いができなくなることが起こりえます。
第二に、売上のためには、少なからず、資金が必要になります。たとえば、売上のために広告を出す必要になったとき、どのような広告を出すか。大きくまた小さく広告を出すのかにより資金の規模が変わっていきます。
第三に、資金管理を行うことは、前もって、資金不足の状況がわかることです。これにより、重要度の低い支出を抑え、銀行に対して最小限の融資を依頼するかなどいろいろな手段を打つことができます。
また、資金管理、資金繰りを融資と考えることもできます。つまり、不足すれば、即、融資を受ければいい。それも一つも考え方です。しかし、貸すほうからすれば、資金管理が十分考慮しながら経営を行っているほうが、信用が得られると思います。資金はまず、自己資金で、そして、自己資金でも不足生じ、資金が必要なとき、融資を考えることが最善と思います。
次回は、資金管理、資金繰りとはどのようなものかを書けたらと思います。

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