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2012-12-19

資金繰り、資金管理に経営計画は必要?

 政府は経済成長2%を目標として、国債発行するそうです。これは、事業からいえば、資金不足で、経営計画に基づき銀行に融資を受けるのと同じですね。
 今回は、資金管理等の資料の説明の前に、資金繰り、資金管理と経営計画のかかわりについてお話します。
 まず、経営計画とは、まず、目標を決め、その目標を達成するために、将来の経営に影響を与えるもの、たとえば、電気代がどうなるか、今の事業がこの先どうなるかなどを予想し、この状況下で現状からどのように目標を達成するかの将来の行動指針です。つまり事業の維持、発展の資金をどうするかの行動指針です。
 本題の、資金繰り、資金管理と経営計画との関わりについてお話します。
 事業の最終目的は、事業を通して、何々がしたい、たとえば、貧困をなくしたい、環境をよくしたいなどであると思います。事業がなければその最終目的は達成できません。それを行うために事業の維持、発展が必要になります。これは、すなわち、以前お話ししたようにその維持、発展には将来の資金を確保することです。つまり、将来の資金の維持、増加です。ここで、将来のための行動指針である経営計画が必要になります。たとえば、将来、資金が不足するとき資金調達どうするか、売り上げ増加の広告宣伝いくら支出するか、などを計画することになります。
 よく、経営計画とか目標はいらないのではとか、言われますが、事業の最終目標を達成するには、予想資金繰り表などの作成が必要になり、これらにはなにがしかの計画は入っています。
 事業にとり、経営計画はありきです。この経営計画はいろいろ本が出てますが、それらを参考に、各事業、その規模に応じたものを作成することをお勧めします。
 次回も経営計画についてお話しできればと思います。
 
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