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2012-12-25

キャシュ・フロ-計算書とは?見方は?

 最近常々思うことは、売り上げを上げるためには、購買者がだれか、その人、会社が喜んでくれるか、を自覚を持って、常に、意識していくことだと思います。これについて、今、ドラックストア-がよろずや、つまり、薬だけでなく、電化製品などを売って成功しているそうです。この成功は、過疎地つまり商圏が小さい地域で、お店がなく、購入するところがない状況下で、購入が困難な高齢者や忙しい人を対象としていることです。一方、企業は、小さい商圏なので、競合店もなく、広告宣伝費がいらないので、その分、売価を下げることができ、購買者に、喜んでもらえます。
 先の例は、自分が、第一に、どこで売るか、つまり、商圏を決め、第二に、何を売れば喜んでもらえるかを考えてのことです。競合店がない場合なので、これですかね。しかし、商品の差別化も必要です。なぜなら、競合店が参入することが考えられます。ここで考えなくてはならないのは、商圏と、商品、サ-ビスの差別化をセットに戦略を練る必要があります。
 今回は、キャシュ・フロ-計算書についてお話しします。
 これの内容は、過去の資金(だいたい現金と預金のことを言います)の受け入れた金額と出た金額との動きを表したものです。区分すると、営業CF、投資CF、財務CFと分けます。営業CFは営業により、投資CFは有形固定資産や有価証券の購入や売却により、財務CFは負債たとえば借入金により、いくら資金が増減したかを表すものです。
 これらをどう見るかですが、最も重要で見てもらいたいのは営業CFです。営業で資金を稼がなくては、事業の維持ができないからです。たとえば、資金が増加していても、営業CFがマイナスで、投資CF、財務CFがプラスの場合は、将来事業の維持は難しいです。営業CFの改善が必要になります。
 そして、この活用ですが、以前お話ししたように予想資金繰り表での予想金額と比較してplan do see を行う材料とします。さらに、経営計画書に反映させます。
 ここまで、一つの資料がいろいろな資料に関係していますが、大きな流れを押さえ、枝葉をつけていけばいいと思います。
 次回は、経費表についてお話しできればと思います。

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