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2012-12-29

資金調達-銀行以外(3)

 経営環境は常に変化してるので、経営自体が変化しなければなりません。だから、経営者の方も少しずつ考えを変え、その考えに基づいて小さいことから少しずつでも行動していきましょう。必ず、変わると信じています。
 では、前置きとして、今日お話ししたいことは、スカイマ-ク(中堅)が関空から撤退します。LLC(格安)と争い、利益が見込めず、LLCや大手が参入しづらい範囲に変更すること、経営資源を利益の見込める分野に集中するとのことです。これは低価格戦力をとれない中小零細企業の取り巻く環境と同じですね。このケ-スから言えることは、扱う商品が差別化できないものであるなら、分野ごと資金的にマイナスであれば、そこから撤退も視野に入れるべきでしょう。同時に、他の参入しずらい当社が利益の見込める分野を捜すことです。また、経費を見直すことですが、売上に必要なものは必ず使いましょう。売上を上げる、強いては事業の発展が目的なのですから。
 今回は、前回の続きで、銀行の融資以外の資金調達について、お話しします。
 まず、第一に、銀行以外での融資は、日本政策金融公庫、信用保証協会の保証協会付きのもの(融資は銀行)、ノンバンクからのもの、親類等からの借り入れ、セーフティ-ネット貸付、保証、などがあります。
 第二に、補助金、助成金による資金調達があります。これは、雇用のためのもの(厚生労働省、各都道府県、各市町村など)、技術的なもの(経済産業省、総務省、各都道府県、各市町村など)、地域活性(経済産業省、各都道府県など)があります。
 第三に、株式などによる資金調達があります。少人数私募集債、投資育成株式会社による、増資などがあります。
 また、財団法人によるものもあります。
 これらは、今の事業の状況により、選択を考えていきましょう。これについて、次回お話しします。
次回は、これらの資金調達方法についてす少しだけ掘り下げてお話しできればと思います。
 税理士なのに、税務のことは書いていません(^_^;) 税務の少しでも役立つものをと思っていればいるほど、何をどこまでと難しいですね。私の考えは、税金等も資金管理の一要因と考えています。しかし、税金は避けて通れないものなので、なるべくなら、多くの人に役立つもの(資金管理経営、経営などを含め)をわかりやすく毎回書きたい、との考えから、税金関係については今試案中です。


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