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2013-03-20

資金繰り・資金管理経営は重要・・黒字倒産から見えるもの

自動販売機において、地域やその周囲の状況において、価格を変えようとしています。つまり、競争相手の状況を分析し、販売の向上をめざしています。一般的に言えることは、本来、同じモノであれば、同一価格であるといわれますね。しかし、よくよく、考えると、ス-パ-では、その地域により、同じ商品で、価格はいろいろあります。値引きとか、キャンペ-ンとかいろいろな名称で行われています。このようなことから言えることは、いつも、競争相手がどのような行動を起こしているのかの情報を、先ず、収集しなければなりません。具体的に、小売であれば、そのお店に買いに行くことですね。また、いろいろの方法を駆使いましょう。まずは、相手の状況の情報収集を。

    今日は、資金管理(資金繰り)の重要性を、黒字倒産から説明します。

      先ず、黒字倒産は、なぜ起こるのでしょうか。倒産は企業にとり、
     絶対に避けなくてはならないものです。

      一般的に、売上を行ったとき、その金額をいつ回収できるかです。
     そく現金取引、1か月後、6か月後、取引先ごとにいろいろあります。
      また、仕入れを行った時も、支払いをいつ行うか。取引ごとに違い
     ます。 

      たとえば,次のようになります。
       2/1売上1000万、2/20回収500万、4/10回収500万

       1/25仕入800万、2/25支払400万、3/25支払400万
       
       初めての取引で、手持ち現金50万円とします。
   
      このような場合は、2/25支払400万円は、2/20回収500万あるので、支
     払い可能です。まだ、現金150万あります。
      しかし、3/25支払400万は、4/10の回収はまだ入っていないので、現
     金150万しかありません。ここで、仕入れ先に支払い不履行なので、信
     頼が崩れ、商品の仕入れが難しく、事業の継続できなくなる可能性が
     大きくなります。これにより、倒産されることがあります。

      この時、損益計算では、1000万-800万=200万の粗利益で、その他の
     費用が100万としても、利益100万で黒字となります。

      だから、このようなとき、つまり、損益では黒字でも、倒産が考えら
     れます。

     ここで、損益に関心持つのではなく、キャシュフロ-計算書を基づく予
    想資金繰り表(税金も大きく影響の可能性あります)に、まず、関心を持ちましょう。

     つまり、資金がどうなるか、常に考えましょう。

     この例では、2/1に、3/25が資金不足がわかるので、回収を早めるかを
    前もって売上先と交渉したり、銀行などから資金調達できないか、いろい
    ろ対処することで倒産を防愚ことができます。      

                        今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう