コマツが、営業利益率を20パ-セントに上げる計画と発表しました。営業利益率を20パ-セントとはすごいですね。たとえば、中小企業で、売上10億とすると、2億円が営業利益となります。零細企業だと、1億の売上だと、営業利益が、2000万円となります。これは、法人を前提としているので、役員報酬、給料は考慮されています。そして、国内取引のみだと、為替は、あまり影響しないので、借入利息ぐらいを考慮することになります。このようなことは、すごくいい会社ですね。あまり考えられないですね。しかし、この利益率を上げなくてはならないです。つまり、利益を確保するシステムを確立することです。この方法は、先ず、コスト削減するため、ネット、クラウド、PCの利用が考えられます。少しずつ、でいいですから、何かできないかを考えていきましょう。
今日は、営業利益率を高めるための考え方について お話しします。
何故、この利益率を高めるかというと、自社の財務体質の強化、つまり、利益を生
むシステムを構築することが会社にとり、一番大事だからです。一つのこの構築の切
り口は、いろいろありますが、ここでは利益率から考えていきます。
先ず、営業利益率の数値を期待値として決めましょう。
次に、営業利益率=(売上-売上原価-販売費及び一般管理費)/ 売上
ですから、売上を一定として考えると、売上原価、販売費及び一般管理費を下げるこ
とにより、営業利益率を上げることができます。
売上原価、販売費及び一般管理費は、変動費と固定費に分けます。
そして、売上原価について、仕入価額を下げることです。たとえば、一個の単価を下
げることです。よく言われる方法としては、多くの仕入れ先を確保して、お互いに、競
わせることです。しかしここで言えるのは、仕入れ先にも利益、金額だけでなく、ほか
に得を与えることがいいですね、
自社に関係するところも一緒に発展することを考えるのがいいですね。
販売費及び一般管理費については、人件費の削減が重要とよく言われますが、中小零
細企業にとり、あまり、人件費を下げることには賛成できません。なぜならば、中小企
業にとり、特に、従業員のやる気がすごく売上に影響すると思います。だから、売上と
費用の削減の効果を比較して、決めることがいいと思います。会社により、異なります
が。
ここでの削減は、営業以外では、なるべく、機械化することがいいです。たとえば、単
なるところ、事務連絡などは、デジタル化、インタ-ネット利用です。ここで、注意しな
くてはならないのは、費用収益がどうなるか、デジタル化は人間関係が希薄化するので、
どう対処するかです。そのために、一つの方法として、将来の計画がいりますね。その機
械等の購入費、その将来に獲得する予想売上を考慮するために、予想資金繰り計画表を利
用しましょう。
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう