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2013-06-02

予想資金繰り表で、目標資金をどう決め、活用するか?

前段のお話ですが、住宅ロ-ンの金利を上げると大手銀行は発表しました。これは、長期金利の上昇が要因。住宅ロ-ンを借りる人は、まず、考えることは、住宅の購入をいつにするか、金額はいくらか、その返済は可能なのか、つまり、返済計画を立てることなどを基本的に考えることです。そして、住宅ロ-ンを受ける場合は、住宅ロ-ンを供給する金融機関によっても、条件等が異なっています。だから、金融機関ごとの条件を比べることから、始めてはどうでしょうか。しかし、ロ-ンを組むことは、将来返済することなので、返済の状況を自ら、予想して融資金額を決めることが最も重要のように思います

 今日は、予想資金繰り表の目標資金とその表の活用について 

                              簡単に、お話しします。


  予想資金繰り表とは、何のために作成するのでしょうか。一般的に、た

 とえば、一か月先の資金がどのようになっているかを示すものと言われて

 います。

  しかし、まず、予想資金繰り表において、将来のあるべき資金の残高を

 想定することです。その月の期末残高は、最低でも、翌月、翌々月の予想

 費用分を確保することを考えます。

  しかし、この最低確保する資金とは、その期間の予想費用だけではなく

 、それに加え、借入金の返済も考慮しなければなりません。

  これから、企業は粗利率を考えて営業しているので、その率に基づいて、

 売上を予想し、この金額を達成するためにどのような方法を選択するかを

 考えていくことになります。

  が、これでも、達成することができず、資金がショ-トする場合、借入

 金をさらに金融機関から融資を受けるか、または、所有している遊休資産
 
 の売却等等、いろいろなことを考えていきましょう。

  注意すべきは、この困難である場合は、財務体質、つまり、利益が出な

 い体質の可能性があるので、営業方法、取引先、仕入れ先の選別、ムダな

 費用の除去などいろいろ対策が必要です。

  最終的には、資金がいつでも、残っている状態をどう構築していくかです


          今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう