前段は、前回にお話しした経営計画の作成することにより、どのような良い点があるかについて、お話ししたいと思います。これは経営計画ばかりではないですね。すべての計画、たとえば、勉強の計画、などが当てはまります。しかし、旅行の計画などは、少し違う面があると思います、なぜなら、わからない場所に行って、その驚きを体験することを好む場合はそうです。話を戻しますが、経営計画の場合は、効率よく行うのが背景にあります。経営計画を作成することは、原則、将来の行動を前もって決めておくことです。このことにより、その場その場で、いろいろ考えることなく、また、急な状況をそれなりに対応することができます。経営というものは、のんびりとすることができないものが多く、素早い行動を必要とします。このようなことから、経営計画を必要とします。経営者の人は、なうべく、簡単な経営計画出もいいので、作成し、それに基づき行動しましょう。
今日は、固定資産を利用するための繰延資産の取り扱いについてお話しします。
法人を営んでいますが、当社は、会館である共同的施設の建設のた
めの負担金を支出しました。このような場合、いつから、処理すれば
いいですかまだ、建設は始まっていません、というケ-ス。
この場合は、一般的に、建設等の着手したときから償却されます。
この考え方は、次のようになります。
ここで、繰延資産とは、法人が便益を受ける共同的施設の設置又は
改良のために支出する費用で支出の効果がその支出の日以後1年以上に
及ぶものです。
原則は、その支出効果を得ることができるは固定資産の利用開始か
らなので、支出の時から償却が始まることになります。
しかし、この場合、固定資産を利用するためで、かつ、それが建設
というに着手されていない時、支出の時でなく、その建設等の着手し
たときから償却するとされています。
この場合の負担金の支出とその施設利用の関係が明確でなく、いつ
から施設利用が明確でないので、その建設が着手された時からその支
出効果があったものとされます。
ここで、その負担が本来の用に供するための負担か否かにより、税
法上の処理が変わります。これについては、後日お話しできればと思
います。
この場合も同様ですが、その状況を明確に把握しておきましょう
少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう
状況が少しでも違えば、適用も違うので、申告時には、必ず、税理
士、税務署に相談してください。
税法の考え方として、大枠を押さえ、流れを掴むことだと思い
ます。知らなければ、相談もできませんか
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう
なお、実際の申告等には、具体的な案件と記載するものは要件が異なることから、お問い合わせください
税法は平成25年3月現在です
これについては、作成時のものであり、最新のものを確認ください