前段の話ですが、安倍ノミクスが言われて久しく、少し前から、百貨店ではすごく高額商品が売れているといわれています。しかし、この言葉はいつも言われていますが、損子から、進んでいないような気がします。と、言うことは、消費する人が多くなってきているというより、消費が多くなった人と逆に、消費を抑えている人に分かれているようですね。現在、給与が上がらず、物価高、たとえば、電気、原材料高など、将来の消費税への不安が影響してるのでしょう。このようなことから、中小零細企業は、現在のお客さんに加え、景気がどうであれ、どこの人々を、タ-ゲットにするかを考えていきましょう。時がたつにつれ、お客さん自身が変わっていくものですから。
今日は、無形固定資産、投資等について、お話しします。
これまでのお話は、会社の状況を経営者の方が、少しでも、会計の書
類、資料から、わかって貰えたらと思っていますので、少し簡単に書い
ています。詳しいことより、基本のところが、わかればいいと9思います。
今回の無形固定資産ですが、営業権、たとえば、営業権、商標倹、電
話加入権など、実体がないものです。これについても、これら金額は、原
則、取得したときの支払対価の金額、などになりますので、その権利を売
却するときはその金額では売れない、高い、低い場合があります。
投資等には長期前払費用、投資有価証券、回収が困難な売上債権などが
含まれます。
投資有価証券は、有価証券を長期、つまり、一年以上保有することとして
いるものです。
回収困難な売上債権は、その金額は売上から貸倒引当金を引くのですが
、それでも回収はどうなるかわからないものになります。
注意することは、ここで言う投資等は、一年以上現金化されないものであ
ることで、その金額で現金化されるとは限らないことです。高いかもしれま
せんが。長期であっても、現時点で売却はできるものもあります。
なお、長期前払費用は、前払費用で、期首から見て翌事業年度以降に
費用化されるもので、お金になるものではありません。しかし、将来の費
用になるものです。
次回以降は、繰延資産など、資産の見方についてお話しします。
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう