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2013-07-30

長期借入金など・・貸借対照表の見方

 前段は、NTT西日本が光回線を値下げをするとのことです、考えてみれば、この値下げは、納得のものと思います。値下げは、企業にとりいやなことは,当たり前ですね。もし、一社、自社のみからでしかないものであればで、客さんは、当社しか買いませんから、自社で価格を決めれます。しかし、自社の商品、サ-ビスが、他社の会社と同じよう、お客さんから見たら、同じように見えるものであれば、価格を下げるしかありません。ここでのポイントは、二つです。一つ目は、お客さんに違いを見せること、二つ目は、値下げをすることです。ここで、値下げのことを少しだけお話しします。つまり、コスト管理することです。会社により、このコスト管理方法は違うことになるのですが、最低、粗利を確保することは重要です。この戦略を考えるときは、どのぐらいの粗利にするかを、まず、決めなくてはなりません。社長さんの考えがどうかです。まず粗利の決定、それに対するコストの具体的方法の管理を考えていく順序だと思います。

   今日は、長期借入金、退職給付引当金などについてお話しします。

  これらは負債の中の、固定負債の中の項目となります。この固定負

 債は、決算日の翌日から、一年以上に支払日が到来するものなどが、

 基準となります。


  長期借入金は前回も説明したように、多くは金融機関からのものと

 思います。だから、其の返済日、期間は決まっていると思います。し

 かし、ここで注意しなくてはならないのは、借り換えが、一年ごとに

 歩け-素ですかね。契約ではどのようになっているかを、確認し、毎年

 借り換えに応じてくれているので、今年も、とはわからないかもしれま

せん。このことをも、考慮し、いろいろなことを考えましょう。

 このほかに、退職給付引当金があります。これは、先々の退職金に対す

 るものです。ここでの注意点は、将来ですが、その支払いが大きくなる可

 能性があります。また、社債、リ-ス債務などがありますが、これらは、中

 小零細にはあまり関係がないかもしれません。一般的に、将来、現金が

 減ると考えればいいと思います。

 会社の状況を知るためには、固定負債は金額が大きいものとなります

 が、近々、支払うものでなく、近いうちに会社の状況に、影響をあたえ

 るものでないですね。

  だから、会社の、今、または、1から3年ぐらいの資金の状況を把握

 する場合は、この金額が大きくても、あまり気にしないことですね。さ

 らに長い状況を考える場合は、無視することはできませんが。このとき、

 どう対処するかを、早いうちから、じっくりと、考えましょう。時間はあるの

 ですから。

  最後に、繰延税金負債、繰延税金資産などは、零細企業には関係ない

 ものと思います。これらについては、またの機会にお話ししたいと思い

 ます。

  次回は、資本についてお話しします。

          今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう