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2013-08-05

販売費および一般管理費について・・損益計算書の見方

前段のお話ですが、少し前から、中小零細企業で、SWOT分析が言われていますね。これは簡単に言えば、自社がなにを行うかを考えるうえで、考えるヒントのためのものです。何を見るかですが、内部と外部に分けます。内部、つまり、自社の状況を分析することです。この内部の分析の考えは、二点あります。一つは。自社の強み、二つ目は、自社の弱みを、把握することです。次に、外部ですが、これも二つあり、第一に自社の事業にとり脅威になるもの、第二に事業にとり機会となるものを考えることです。この時、大まかでの把握でいいですね。この四つをひとまとめにして、会社の行動を考えていく方法です。つまり、行動のためのものです。当たり前ですが、行動しなくては何も始まりませんか。失敗しても、自社の弱点がわかるし、かならず、会社にとり、いいことだと思います。経営計画も同じですね。

     今日は、販売費および一般管理費について、お話しします。


  この販売費および一般管理費は前回の粗利から引く経費です。この

 内容は、簡単に言えば、会社が中心として行っている事業があります

 ね。その事業から入ってくる収入のために直接使う費用、と考えても

 らったらいいです。

  だから、まず、粗利から販売費および一般管理費を引いて、+であ

 れば、営業利益、-であれば営業損失と損益計算書上あらわされます。

  まず、これが-であれば、会社は売上を上げれば上げるほど、損が

 大きくなり、資金繰りも厳しくなります。

  だから、ここで見るのは、過去3年ぐらい、売上との比、つまり、

 営業利益/売上高を比較して、大きくなっていればいいですよね。

  逆であれば、事業としては厳しくなっていることです。この場合、

 項目ごとに調べることになります。順序としては、金額の大きいも

 のからがいいと思います。しかし、減らすことが、売り上げにどの

 ような影響を与えるかは必ず検証することです。たとえば、広告宣

 伝費がなくては、売り上げが大きく下がるのでは、事業は成り立ち

 ませんから。会社の状況に応じ、いりいろと項目を分析し、何を減

 らすかを考えましょう。

          今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう