前段のお話ですが、よく、売れない、今まで売れていたのに、と言われていますね。それは、今までの状況が変わってきているからだと思います。というよりも、いい商品をそろえていても、それが、その店にあることを消費者が知ってもらわなければなりません。とくに、中小零細企業にとり、大企業のブランド力は、実質的にはないと思います。それに、そのお店の周囲に、競合店が現れたら、新しいものが、一般的に消費者は好きなので、そちらに行くこともありますし、お客を逃すこともありますね。だから、会社の状況に則して、どのように知らせるかを、まず考えましょう。たとえば、広告において、色は重要ですね。色により、会社のイメ-ジ変わりますから。
今日は、キャシュ・フロ-計算書の見方について、お話しします。
前回までは、一般的に、作成され、使用される計算書についてお話
ししました。毎月、ソフトでの作成などにより、見られるものだと思
います。
私は、資金の流れの把握が重要と考えていますので、前回までのお
話も、勘定の意味、資金との関係なぢをお話してきました。
今日は、キャシュフロ-計算書を利用されている方が少ないように思
えます。前回までのものに加えて、資金の流れを見るのに重要なキ
ャシュフロ-計算書について、簡単にお話しします。この計算書は資
金の流れ、つまり、どのように入金されてるか、どのように支払って
いるかを、次の区分、営業キャシュフロ-、投資キャシュフロ-、財
務キャシュフロ-で、あらわしてます。つまり、過去のものです。
キャシュフロ-計算書を簡単に言うと、ある期間の損益計算書の資
金の出し入れの分を引き出したものです。
営業は、事業のかかわるもの、投資は、たとえば、有価証券の取得
や売却、財務は、たとえば、借入金の受け入れや返済などを示してい
ます。
ここで重要なのは、営業キャシュフロ-と考えます。やはり、過去
の営業がどのようになっていたかを見ることです。これにより、将来
の営業の入金、たとえば、回収はどうか、その回収より、支出を賄え
るかなどを見るものとなります。現金取引の場合は、損益計算書を
利用すればいいですね。
これも、過去1から3年を比較し、資金の入金、支出のバランスを
見るうえで、役立つと思います
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう