今日の前段は、よく、売上を上げることを考えましょうと言われます。しかし、売上を上げることは、必ずしも、いいことではないと思います。だから、売上よりも、粗利、営業利益を確保する戦略、戦術を採用することのほうが重要だと思います。なぜなら、売上が多かっても、経費がそれ以上に多くかかったりすれば経営は厳しくなります。さらに、資金繰りの面では、借入金の返済が多ければ、営業利益を確保したとしても、資金賞とのオア俺があります。黒字倒産の可能性もあり得ます。
今日は、従業員が年の中途で就職した時の源泉所得税の年末調整
について、お話しします。
法人ですが、アルバイトがその年6月から就職することになりました
。この時、以前その人は、その年5月まで別の会社で働いて、給与所得
者の扶養控除等申告書をしています。年末調整をどのようにすることに
なりますか、また、当社においてもこの申告書を提出してもらっています
、というケ-ス。
考えの流れは次のようになります。
第一に、年末調整を行うかです。
まず、そのアルバイトが、最初の給与の支払いを受ける日の前日まで
、給与所得者の扶養控除等申告書を提出しているか、です。そして、そ
の年中の給与等が金額が2000万円以下かです。そして、年末においても、
在籍しているかです。このように該当すれば、年末調整を行います。
そして、この時の注意点は、以前に働いていた時の給与を加算した金
額で計算することになります。確認することは、そのアルバイトが、以
前働いていたところに、給与所得者の扶養控除等申告書を提出している
かということです。
提出していれば、給与所得の源泉徴収票を当社に提出してもらうこと
になります。
このケ-スでは、以前の職場から、給与所得の源泉徴収票を提出し
てもらい、給与等が2000万以下であれば、含めたところで計算する
と考えられます。
いろいろな会社の状況により、いろいろ計算方法がありますので、
注意しましょう。
少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう。
状況が少しでも違えば、適用も違うので、申告時には、必ず、税理
士、税務署に相談してください。
税法の考え方として、大枠を押さえ、流れを掴むことだと思い
ます。知らなければ、相談もできませんから
今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう
なお、実際の申告等には、具体的な案件と記載するものは要件が異なることから、お問い合わせください
税法は平成25年3月現在です
これについては、作成時のものであり、最新のものを確認ください