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2013-10-08

外貨建て取引の会計、税法の処理について

 前段のお話ですが、朝に、自分の趣味や、習い事をする人が増えてきたような感じがします。朝に早く起きて、何をするかといえば、学生の時、試験のための勉強ぐらいですね。しかし、朝に、何かをすることは、今思えば、一番いいですね。よく、今までは、仕事が終わって、習い事、勉強の教室に行くのが普通だと思います。この時、疲れて、身についてるのか不安なときもあります。しかし、朝だと、習い事、勉強は、集中ができます。こうなれば、早く身に着けることができます。そして、朝から自分がやりたいことをするので、そのあとの仕事なども、そのわくわく感、清々しいという気持ちの延長で行うことができます。こうなれば、仕事にも、集中して、効率良いものとなるでしょう。これから、朝に何か趣味などを行う人が増えてきそうです。


  今日は、外貨建て取引の会計、税法の処理について

                              簡単にお話しします。


  個人事業を営んでますが、海外へ、商品を輸出し、売り上げに計

 上しようと思います。この時、どのように処理すればいいのですか、

 というケ-ス。


  外貨建取引とは、外国通貨で支払われる資産の販売、購入、役

 務の提供、借入、その他の取引です。その取引にかかる支払いが

 外国通貨で行われるべきこととされているものです。

  一般的に、次のように処理することになります。

  たとえば、レ-ト 100円 商品@100ドルを1個掛売上

   商品販売時

   売掛金    10000/   売上高  10000

  この10000円は、100レ-ト×100ドル です。

  このレ-トは、取引日のレ-トになります。

   掛の回収時

   現金預金   10100  /  売掛金  10000

                 為替差損益  100

  このレ-トは、販売時のレ-トと同じ考えです。その時のレ-ト

 となります。

  注意点は、決算をまたぐときは、その決算時に、処理が必要

 となることがあります。これについては、後日お話ししたいと

 思います。

  この場合のレ-トは、電信売買相場の仲値によります。なお、
  
 不動産所得、事業所得、山林所得、雑所得を生ずべき業務にかか

 るこれらの金額の計算には、継続適用を条件とし売上その他の収

 入、資産については、取引日の電信買相場、仕入その他の経費、

 負債には、電信売相場とすることができます。これは、原則、主

 たる取引金融機関のものによります。

  なお、例外で、一定のものについて、継続適用として、合理的

 なものが認められます。

法人も同様の考えです。

  為替予約を付した場合、異なる処理となります。注意してくだ

 さい。


  少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう


  状況が少しでも違えば、適用も違うので、申告時には、必ず、税理
  士、税務署に相談してください。


  税法の考え方として、大枠を押さえ、流れを掴むことだと思い
  ます。知らなければ、相談もできませんか      

  

        今日も笑顔で(^ム^)でいきましょう


なお、実際の申告等には、具体的な案件と記載するものは要件が異なることから、お問い合わせください
     税法は平成25年3月現在です