◆前段のお話し
今、消費が冷え込んで、消費者の財布が閉められていることから、事業の利益をどのように確保しようかと考えています。今まで、デフレデ苦しい時に、コスト面からどのように抑えようと、また、お客さんをどのように確保しようか、強味は何か、など考え行動することが必要でした。しかし、会社の状況がいいといわれますが、これからも、今まで同様、これらの考えに基づき、行動することが必要となりますね。
◆後段
・・・売掛金をどう見たらいいの?について、お話しします。
(ケ-ス)
法人を営んでいます。年度末に、貸借対照表に売掛金の金額があります。毎年、年度末に、取引先ごとの金額を把握するために使用してるのみです。何か、他に見ることありますか、というケ-ス。
(内容)
この売掛金は、取引先ごとの売り上げに係るいまだ回収していない金額となります。
このようになっていますので、年度末における状況を把握するのはいいことだと思います。
しかし、この年度末だけでなく、毎月末に把握することが大切です。
この把握する理由は、3つあると思います
第一に、上記のように、取引先の回収金額がいくらかを把握すること。
第二に、取引先の売上との関係で、回収がどのようにないっているのかを把握すること。つまり、過去数期の金額の変動を見ていくことができます。
第三に、将来の回収の金額の予想の材料とできます。
このように考えると、1年や半年などの把握では、その期間の間に取引先の状況が変わることもあります。なるべく、月単位で把握するほうがいいと思います。
また、回収の可能性がわかり、それに対する対処も可能となります。
最終的に、資金の不足することを避けるために、売掛金を見ていくことだと思います。
(注意点)
どのように、売掛金が回収されているのかを具体的に把握すること、いつ入金されるか、売り上げはいつか、その回収機関はどのくらいか、などを把握しておくことをお勧めします。
ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。
少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう
なお、税法上のお話は、作成日現在のもので最新のものをご覧ください。
今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう
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