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2014-12-07

試算表の経費をどう見たらいい?

 ◆ 前段のお話し

  日本経済研究センタ-が地銀の将来の状況を示しました。将来的に、人口の減少、さらに、経済の成長が、昔みたいな高度成長期ではないことから、融資対象が少なくなるとのことです。このようなことから、地銀の数が飽和状態となり、その経営状況は、苦しくなります。このような状況を見越して、企業、個人は、これから、銀行とどのようなおつきあいを今までというより、状況に合わせ、変更していくことが大切ですね。

 ◆ 後段
   ・・・今日は、試算表の経費をどう見たらいい?について、お話しします。

 (ケ-ス)

  会社を設立しました。初めて、毎月の試算表を見ていくことにしています。初年度に、この試算表のうち、経費をどのように見ていくのですか、というケ-ス。

 (内容)

 今年の経費は、前年にはないので、比較することはできません。

 初年度は、毎月の経費の動きがどうかを見ることをまず見ていくこととなります。

 何故なら、会社の経費の動きは、会社ごとに違うので、その動きを見ていくことです。

 しかし、経費の中には、いろいろな経費がありますね、事務所の賃借料、水道光熱費、仕入などがあります。

 まず、この経費の中に、売り上げに応じて増加するもの(変動費)と、変わらないもの(固定費)に分けることです。

 この売上により変わらないものは、売り上げが上がろうと下がろうとかかるものです。つまり、最低、この固定費を回収する売上を確保しなくてはなりません。例えば、賃借料など。

 また、変動費は、売上がふえれば、それに比例し増え、減れば、それに比例し減るというものです。例えば、仕入原価、など

 しかし、両方とも含んでいるものもあります。固定費変動費を分けることは難しくなります。よって、その金額の多少、など、を考慮して決めればいいと思います。厳密を求めなくておいいのではないでしょうか

 それより、売り上げを上げるために、会社が何をするのか、に基づき、どの経費を見ていくかを決めなくてはなりません。すべての経費を見るより、的を得た経費を見ることが効率的デス。
 これは、売上を上げるためのものです。

 経費というものは、売り上げを上げるためのものです。この経費を少なくして、より多くの売り上げを獲得するかを常に頭の中に入れておいて経営の判断をすることが大切ですね。

 
  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。


   少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう

 なお、税法上のお話は、作成日現在のもので最新のものをご覧ください。

    
          今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう

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