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2015-05-10

資金繰りのためのコストをどう考える?

 ◆ 前段のお話し

  トヨタとマツダが提携のために最終調整に入ったのことです。その背景には、各々の強みを生かすということです。つまり、弱いところを相手の強いところで補うということです。競争に勝つためには、自社の強みを伸ばすことが、先ず考える事だと思います。ただ、トヨタ、マツダのレベルとなると、強みを伸ばすにしてもそんなに伸びない、時間がないなどが考えられます。そうならば、弱みをどうするかです。このことから言えることは、先ず、自社の強みを伸ばす、そして次に弱みをどう克服するかですね。そのためには、自社の内部の状況、外部の環境が如何なのかを検討することが前提となりますね。

 ◆ 後段
   ・・・今日は、資金繰りのためのコストをどう考える?について、お話しします。

 (ケ-ス)

  資金繰りをよくしたいと思いますが、コストをなるべく、削減するようにすればいいのですか、と

いうケ-ス。

 (内容)

 そもそも、資金繰りは、お金の不足を避けることです。つまり、なるべく、お金の残る方法を採用することですね。これは原則です

 資金=入金-支出 これが、プラスになることです。

今回は、コスト、つまり、支出をどう把握するかです。

 ここで考えることは、次のような流れとなります。

 第一に、必ず支出しなくてはならないものとそうでなものを区分することです。

  ここでの視点は、会社にとり、支出しなくては、事業に支障があるものは何かを考えることです。これは、会社ごとに異なると思います
  例えば、借入金の返済、支払手形の支払、従業員等の厚生年金保険料など、

 第二に、必ず支出が必要でないものについて、どうするかですが、そこで本当にその支出が必要であるのかを考えることです。

ここにおいても、事業にとり、支障がないかを検討することです。つまり、この支出がなくなれば、売上がどのように減るかどうかです。
  例えば、旅費、交際費、賃料など

 第三に、第二で必要とされるものと判断されたものが、他の代替できるものがないかを探すことです。

 例えば、賃料において、本当にそこなのか、なぜなのかなどを考えて検討することですね

 つまり、支出の重要度を付けることです。その視点は、会社の存続、売り上げへの影響という視点が出てくると思います。いろいろな視点を会社の状況に応じて検討しましょう

 こう考えると、なんでもかんでも、削減するのではなく、なぜ、その支出が必要なのか、常に、なぜという問いを自分自身に問うのがいいのではないでしょうか。

 
  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。少し状況が変っただけでも、適用も変わります。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。

    
          今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう

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