◆前段のお話ですが
小売りの業績を報道などで見ていると、業績がいいところは、最近言われている通り、価格帯の高いものに力を入れています。その背景にあるのは、商品がどのようなものかを把握することから始めるのがいいと思ます。何故なら、価格の高いものにするためには、今の商品がどのような状況かを把握し、そのどこを変化させ、付け加えなどをしていくのに必要だからです。新たな商品を扱う前に、先ずは、今の商品を高い価値のものにどう変えらえるかを考えてみればいかがですか。
◆後段
・・・今日は、キャシュフロ-計算書の営業キャシュフロ-の金額をどう見る?(1)について、お話しします。
(ケ-ス)
キャシュフロ-計算書において、営業キャシュフロ-の金額は、どのようなものとして考えればい
いのですか、というケ-ス。
(考え方)
キャシュフロ-計算書は、ある一定期間、たとえば、一月、一年などの資金の入金、出金がどうなっているのか、を見ていくためのものです。
そして、営業キャシュフロ-は、前回説明したように事業における入金、出金を示すものでした。
これが、事業の核です。この資金を、財務、投資など、どのように使うかが次に考えることです。
一般的に、中小・零細企業にとり、設備、そして、財務、つまり、金融機関からの借入金の返済、融資を受けることが重要となります。
このようなことから、営業キャシュフロ-の金額から、まず、設備投資、たとえば、自動車、機械などの購入を考えることとなります。
これを、営業キャシュフロ-の次になぜ考えるかというと、これらの設備は事業の収益を獲得するためには必ず、いるものと考えられるからです。
ここで、営業キャシュフロ-の金額で、設備等の金額を賄えればいいですね。ここで、替え換えしたり、売却することもあります。だから、その売却と購入の差額を考えればいいといえます。
たとえば、営業キャシュフロ-+100
旧設備機械の売却金額20、新設備機械購入金額80 その差額60が出金
ここで、資金は100-60で40が余る。
おおかたの流れはこのように見ていけばいいと思います。
次回は、これをもとに財務をどう見ていくかをお話ししたいと思います。
キャシュフロ-の見方ですが、過去の状況を見るのと、将来の状況を予想の行動ために見る方法があります。いま、どちらを見るのかを明確にするほうがいいでしょう。何故なら、その中のうち、どこを見るかは変わっていくからです。
ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。
今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう
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