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2015-03-24

固定資産利用のための繰延資産の償却開始時期は?

前段のお話ですが

  今年は、給与が上がるとのことですね。特に、大企業の話を聞きます。しかし、大企業の割合は、ごく少ないことから、実際は中小・零細企業・個人事業の人たちの給与がどうなるかだと思います。現在、まだまだ、大企業以外に給与の上昇というものが顕著に表れていません。この上昇があって初めて全体がよくなるのではないでしょうか。この間、中小・零細企業にとり、経営は厳しいといえます。資金繰りにおいては常に気に留めておく必要があると思います。

 ◆ 後段
    ・・・今日は、固定資産利用のための繰延資産の償却開始時期は?について、お話しします。

 (ケ-ス)

 個人事業を営んでいます。固定資産を利用するための繰延資産が生じました。この時、償却は

いつから行えばいいのですか、というケ-ス。
 
 (考え方)

 原則は、固定資産の利用のときから、償却することになります。
 これは、本来、繰延資産の支出の効果はその利用から生ずるという事からです。

 しかし、次のようにあります。
 繰延資産となるべき費用を支出した場合において、当該費用が固定資産を利用するためのものであり、かつ、当該固定資産の建設等に着手されていないときは、その固定資産の建設等に着手した時から償却する、とあります。


   ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。


   少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう

 なお、税法上のお話は、作成日現在のもので最新のものをご覧ください。

    
       今日も笑顔で(^ム^)で楽しくいきましょう

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少額の繰延資産の単位をどうかんがえる?

 ◆前段のお話ですが

  最近、国税、社会保険の振り込みなど、ネットで簡単にできるようになってきました。このように、ネットを利用する流れは、ますます加速していきそうです。この利点は、昼など、仕事で忙しい時に、その他の時間を利用して、行うことができるところです。金融機関などに行く時間、並ばなければならない時間、などその時間を仕事などに回せますから。このように考えると、どのように時間を管理するかですね。しかし、このような無駄?と思われるものが、人にとって、もしかして、重要なことかもしれませんが。

 ◆後段
  ・・・今日は、少額の繰延資産の単位をどうかんがえる?について、お話しします。


 (ケ-ス)

 資産を賃借するために、権利金を支払いました。この時、、その金額は25万円でした。この時、

この金額は繰延資産として計上しますが、この単位はどのように考えればいいですか、というケ-

ス。


 (結論)

  この場合には、一契約ごとに支出する金額が20万円未満かで判定することとなります。

  
 (考え方)

 まず、少額の繰延資産とは、居住者が支出する繰延資産の費用のうちその支出する金額が20万円未満については、その支出する金額に相当する金額をその者のその支出する日の属する年分の不動産所得の金額、事業所得の金額、山林所得の金額又は雑所得の金額の計算上、必要経費に算入する、とあります。
 20万円未満であれば、必要経費に算入することとなります。

 このことから、20万円未満であるかどうかを判定することはたいせつとなります。

 なお、単位として、次のように考えます。
 自己が便益を受ける公共的施設又は共同的施設等の設置のために支出する費用
      ・・・・・・一の設置計画又は改良計画につき支出する金額

 資産を賃借し又は使用するために支出する権利金、立ち退き料その他の費用、役務の提供を受けるために支出する権利金その他の費用
      ……契約ごとに支出する金額

 製品等の広告宣伝の用に供する資産を贈与したことにより生ずる費用
      ……その一個又は一組ごとに支出する金額

 よっyて、どの単位で金額を判定するかを考えることとなります

 なお、繰延資産として償却計算をする場合には、他にも、繰延資産に該当するのか、金額自体がどうなるのか、いつから償却するのかなどを考えなくてはなりません。
 
  ここでは、大枠、大きな流れなど、事業にヒントになることを書いています。よって、申告時、届出時など適用するかを考えるときは、必ず、税務専門家などに相談ください。


   少しでも、税法のことを考え、不要な税金の支出を抑えましょう

 なお、税法上のお話は、作成日現在のもので最新のものをご覧ください。

    
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