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2016-07-04

将来の資金(小規模事業)・・将来の収入の考え方


 ◆ 将来の資金(小規模事業)・・将来の収入の考え方

 表題を書き忘れていました。

  前回は、将来の費用をどのように算定すればいいのかをお話しました。

 今回は、将来の収入をどのように求めればいいのかの考え方を少し、お話したいと思います。
 将来の収入を決めるためには、一般的に、経営計画を作成することが前提となります。しかし、大きな規模であれば、別々に作成すれば、いいのですが、小規模であれば、人的において困難であり、また、経営計画は臨機応変に変更ができることから、経営計画と資金繰り表を同時に作成するのが、効率的でいいのではないでしょうか。

 そして、小規模の時、その金額は、おおまかなもので十分と思います。なぜなら資金繰り表も状況により変えていけばいいのですから。

 その時の視点ですが、昨年の金額を参考にするのもいいかもしれません。

 ここで注意することは、金額をあやふやにしておくよりも、なるべく、金額を明確に、意識することが、重要であると思います。
 人は、収入の金額が明確になればなるほど、そのための方法、つまり、その収入を確保するために必要な、効率的な費用の構成などを見つけやすくなるからです。

 まずは、なるべく、金額を明確にしましょう。ただ、不可能な金額は、少し、問題と思いますが。

 ここでお話しした経営計画と資金繰り表の関係については、後日、お話しできればと思います。

 次回は、信用取引を行う事業の将来の資金の動きを示すフォ-ムについてお話ししたいと思います。